ドアハンドルケーブル交換
友人のクルマでの作業模様です。
ドアハンドルケーブルが伸び切ったり、切れたりすると、内側からドアが開かなくなってしまいます。
ディーラーで購入すると2万数千円のようです(当ショップで18000円)。
X300の持病の一つですが、うちのクルマでは幸いにもまだ症状は出ていません。
ドアの開け方にもよるのかもしれませんね。
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まずはドアの内張りをはがします。
防音ウレタンシートもはがします。
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すると、ドアラッチのところにサービスホールが開いているのが見えます。
このケーブルがドアハンドルから伸びているケーブルです。
これを外します。
ちなみにケーブル手前にある、上に向かって伸びているロッドはアウターハンドルに繋がっています。内側からは開かないのに外側から開く理由はこれです。
それぞれ別に繋がっているんですね。
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矢印の部分に、ワイヤーを外れないようにしているクリップがあるので、外します。
小さいクリップで、引っ張れば外せます。
外したクリップ。
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クリップが外せたら、矢印の方向へワイヤーを外します。
写真があまり良くないですが、現物を見れば外し方は分かると思います。
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次はドアハンドル側です。
青矢印のところにプラスねじ(正確にはポジドライブ)が隠れているのでこれを外します。
赤矢印の部分はドアハンドルの黒いパネルを留めるねじの穴があいていますが、これ自体ネジになっているので、六角レンチで外します。
これでワイヤーが取り外せます。
ハンドルを外した後。
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ワイヤーを外した後。
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新しいワイヤーを通します。
矢印のように、上の穴から下の矢印のところまで通してきます。
とりあえず、ドアハンドル側をねじで留めてしまうと良いでしょう。
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新しいワイヤーの端の写真です。
左側の白いくびれた樹脂と右側の溝がそれぞれ金具にはまります。
受け側の金具。
鏡で映して写真に撮りました。
矢印で示したところがそれぞれワイヤーのはまるところです。
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ワイヤーを金具にはめたところ。
裏側にあり目で直接見る事が出来ないので、鏡で見て、手探りしつつの作業となります。結構大変です。
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後はドアハンドルの位置を微調整しなくてはなりません。
アッパートリムを取付けた後、ウッドパネルからちょうどいい位置にハンドルが出てくるようにねじを緩めて調整します。
この辺り、設計の古い車は面倒です(今の車ならねじの位置がびしっと決まっていて現車合わせする必要がない)。
すべてを元に戻したら終了です。