シートヒーター補修(2009.12)


2009年末についにヒートシーターがダメになり、寒い思いをする羽目になったので、直してみました。



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まずはシートを取り外します。

取り外しは
こちらから。





シートヒーターは、シートクッションに接着されているので、剥がします。
背もたれのシートヒーターを引っ張りだしてみると、焦げて穴があいていました。


シート座面のヒーター。
真ん中のところがへたってしまいこちらもダメになりました。







アップ。
ここで配線が切れています。






とりあえず配線をねじって繋ぎます。







その後、ギボシ端子の根元だけを切り取り、繋いだ部分の上から被せ、ペンチで潰して抜け留めを施しました。







線がむき出しなのはまずいので、ウレタン樹脂で出来ているという、防水絆創膏を貼っておきました(笑)
本当は化繊の不織布などがいいと思うのですが・・・手持ちが何もありませんでした。
さあ、持つのでしょうか??


・・・とやってみましたが、結局これでは抵抗値がおかしく同じ場所が発熱してこげてしまいました。
切れたところは劣化が原因で異常発熱するようになっており、再び切れた上、繋ぎ直しても周りのウレタンを焦がすほどに熱くなりどうしようもありませんでした。
そこで、市販のシートに敷くタイプのヒーターを買って来て、移植することにしました。




購入したのは上のようなタイプのクッションです。
オートバックスにて2980円なり。





中身を取り出します。






クッションに接着剤で貼付けられているヒーター部分を剥がし、余計な周りの部分をカットします。





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そうしたら、コードを大胆に切って、黒いビニールを切り、中の配線をむき出しにしておきます。




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今度は元のシートヒーターのコードを切り、コネクタを移植します。




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ギボシ接続します。





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あとは背もたれだけ少し外して、先ほどのヒーターを中に滑り込ませます。
(写真では左が背もたれ側)






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配線をクッションの穴から通します。





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あとはコネクタを繋げば終了です。



市販品の方が性能がよく、すぐに暖かくなりますし、温度も純正品より上がります。
どうせなら座面も換えてやろうかと思っているほどです。
さすがに熱線も14年経っていれば弱って当然でしょう。しかしこれでしばらくは安心です。



※最終的にはX308のシートを購入した時のヒーターが程度が良かったので、そちらに入れ替えてしまいました。





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