センターコンソールのばらし方



知人のクルマでの作業模様です。




シフトをニュートラルにし、ノブを取っておきます。ノブはねじになっているだけです。
ナットは位置決めのためだけなので、ノブだけ回して取り外しましょう。







センターコンソールのふたを開け、前のねじ2本を外します。








斜め上にスライドさせるように、アッシュトレイ部を外します。




外したら、シガーライター部のコネクタをすべて外します。
写真に写っている赤い物は、以前のオーナーがつけていたナビの配線の分岐の残骸です。
このような物が出て来たら、電気系統のトラブル防止のためにも外してしましましょう。この分岐用クリップを取り外すとコードのビニール皮膜が破れていますので、ビニールテープ等で養生して下さい。






スキースロープウッドパネルの端が蝶ねじで裏から2箇所留められているので、これを外します。
ちらっと白い蝶ねじが見えますでしょうか?




4

シフト周りのプラスチックベゼルを外します。
ウッドパネルに爪が引っかかって留まっているので、革のサラウンドに押し付けるようにしながら引き抜きます。



3.2リッター以外のモデルはATモード切り替えスイッチがあるので、それのコネクタを外します。






スキースロープウッドパネルを持ち上げ外します。
割らないように留意して下さい。押さえつけるように少しずつ曲げて、革のシフトゲートサラウンドをうまくクリアして下さい。
割りそうならば、浮かせるだけ浮かせて、浮かせたところから内装外しを突っ込んで、次の手順で示したようにシフトゲートサラウンドを外してから、パネルを外します。





革のシフトゲートサラウンドを外します。
この部分は、めっき部分に3カ所ツメがありそれで止まっているのですが、こいつがすぐキパキ折れるうえ、新品パーツはえらく高いのでかなり注意が必要です。私のは、初めから見事に3箇所のうち2箇所が折れていました。今は新古品をイギリスのオークションで発見しそれをつけています。
まず、ATモードスイッチの当たりにあるつめを手で外し、残りの1カ所を隙間から内装外しなどを突っ込んでうまく外す必要があります。



私のクルマの以前のシフトリングのつめの状態。購入時からこうなっていました。
このように割らないよう気をつけましょう。







コンソールコントロールユニットを留めている6つのねじをすべて外します。






後は引き出せばOKです。
シフトゲート等を傷つけないよう注意して下さい。






ステレオユニットは四角で囲んだつめで留まっているだけなので、ここを押して前に押し出すだけで枠から外れます。




ステレオ背面。
写真向こう側上から

アース

CDチェンジャーコントロール
メインハーネス
ラジオダイバージャック

これだけ外すとオーディオユニットが外れます。




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時計/シートヒーターユニットは、写真に写っているコネクタを外した後、丸で囲んだ4つのねじを外すと枠から外れます。
ここはオーディオと逆で後ろ側(写真で言うと手前側)にはずれてきます。





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エアコンコントロールユニットは、丸で囲んだ部分と、写真には写っていませんが向こう側に1カ所、計3カ所がねじ留めされています。




エアコンユニットにつながるコードのコネクタは下の方にあります。
写真中の青いコネクタがそれです。
これを外すとエアコンコントロールユニットが外せます。






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