社外オーディオのインストール



イルミネーション球を取り替える際、LED化を視野に入れて色々いじっていたら、貴重な純正オーディオを壊してしまいました。
純正は既に手に入りませんし、そもそも非常に音がプアなので、この機にグレードアップを図ることとしました。


純正がアルパインということで、CDチェンジャーがそのまま流用できるようにアルパイン製のオーディオを探したのですが・・・
最近のオーディオは(特にアルパイン!)デザインがどれも派手で、ジャガーのクラシカルな内装には全く合わないものばかりです。
パネルのイルミネーションは全部緑ですから、今流行の真っ青LEDでギラギラしたオーディオなんて全然似合いません。


お金もないので、条件が重なり過ぎて選ぶのが非常に難しかったです。
・パネルは黒色
・イルミネーションは緑色
・3000円程度
・アルパイン製
・CDチェンジャーを流用するため、チェンジャーコントロール機能があるもの
・しかもその接続がmini-BUSであること
で見つけたのが後に出てくるモデルでした。
今時MDプレイヤーか、という感じですが、同乗者もMDたくさん持ってますし、まあチェンジャー機能があればいいので良しとしました。
なにより2000円を切る価格がうれしいじゃありませんか。


さて、本題の交換ですが、みなさんもご存知の通り、ジャガーのオーディオのフェイシアパネルはスロープになっていて、そのまま取り替えると非常に見た目が悪くなってしまいます。そこで、私は純正オーディオを分解し、フェイシアパネルを削って利用することにしました。

オーディオユニットの取り外しは
センターコンソールばらし方を参照して下さい。
※自分の車の時はあまり写真が撮れなかったので、知人の車の時の写真をメインにご紹介します。


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オーディオの裏側です。
向かって左側にアンテナジャック、中央にコネクタ、左にアースとチェンジャーコントローラーがあるので、それぞれ外します。




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固定は矢印部分のばねだけなので、押さえながら前に押し出せばオーディオが外せます。

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このように外せます。

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外した後。




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取り外したオーディオ。
ここからフェイシアパネルを外します。




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まず、左右にあるねじを外します。




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次にボリュームつまみを外します。
矢印の当たりにマイナスドライバなどを突っ込んでこじると取れます。




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横のねじを外したら、フェイシアパネル上下の爪をマイナスドライバなどを使って解除し、引っ張るとパネルが外せます。




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外したパネル。

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裏側にライトを配分するクリアパネルがあるので、これを外します。

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横に爪があるので外せばOKです。




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バラしたパネル。

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思い切ってニッパーで切り落とし・・・

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カッターで削ったら後はヤスリで丁寧に成形していきます。





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左上にちょっとボリュームつまみの跡が残っていますが・・・
出来ればもう少し削り、市販の取り付けキットのプラ枠を取り付けるなどすればもっと見栄えが良くなるでしょう。
フェイシアパネルのon/offなどの文字はメラミンスポンジでこすって消しました。
やはりそこだけ微妙に梨地がつぶれて若干てかり気味になってしまうので、全体をメラミンスポンジでこすり、つやの具合を統一しておきましょう。最終的にはうまい具合につや消しになるので、全体を磨けば全く目立ちません。




裏から見た図。





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ねじ穴はどこにも合わないので、天板の冷却穴を利用し、木ねじで留めました。
スポンジテープはビビリ音防止です。

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オーディオによっては既存の穴が使えない事があるので、その場合はドリルで穴をあけて装着します。




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後は配線を繋いで装着します。
なかなか違和感なく落ち着いていると思います。




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電源をいれるとこんな感じです。
社外品とすればまずまずの統一感でしょうか。

音質も良くなり、RCA入力が付いているおかげで先に導入していたサブウーファーもバンバンに効くようになったので満足です。

ちなみに、配線はアルパインのホームページを元に、すべてギボシ接続です。



アルパインのホームページが閉鎖されるといけないので、後のために配線図も記しておきます。以下のようになっています。

jaguaraudioconnector

配線の色がこれとぴったりなのはごく初期のモデルに限ります。
従って色が違ってもこの記述通りに繋いでください。
14-15は、記載がないのにコードが繋がっていますが、無視して結構です。ただし切った後の絶縁処理はきちんとしておきましょう。
また、バックアップ電源というのが常時通電している電源です。ふつう、社外品のオーディオには常時通電の電源を取るコードは1本しか付いていません。純正オーディオにはご覧の通り2本付いていますが、どちらか一方だけ繋げばOKです。こちらも、残った方の絶縁をきちんとしておいてください。



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