ヘッドコンソールウッド化
ヘッドコンソールのプラスティックパネルがどうにも寂しくて、調べていましたら、ダイムラーに設定のあったウッドパネルがあることが分かりました。
そこで、ここだけ取り寄せて取り替えることにしました。
また、いろいろ見ていたときに偶然アーデンのホームページでウッドグラスケースを発見。
これも即行で買いました。
残念ながらこれはもう手に入りません。もう一度注文しようとしたところ、もうないと言われました。
未だヘッドコンソールのウッドパネルは入手可能ですので、手順を載せておきます。
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まずはオーバーヘッドコンソールを取り外します。
サングラスケースを開き、中にあるスタッドをマイナスドライバーで外せば、あとは手前に引っ張るだけでフリーになります。コネクタを外して取り外します。
写真は取り外した裏側です。
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スポンジをめくり(劣化してるので千切れました)、裏側にあるプラスねじを片っ端から外していきます。
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バラバラになりました。
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ちなみに、中のバルブはウェッジ球でした。
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全部取れたら、両面テープでくっついているプラスティックのフェイシアパネルを外します。
隙間にマイナスドライバーをこじ入れて外します。割れないように注意して下さい。
写真は取り外し後です。
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新品のウッドパネルです。
届いたときはこんな状態でした。
保護テープをはがし、取り付けようとしたときに問題発生です。
ウッドパネルの曲率が下のパネルとだいぶ違うので、薄い両面テープだと浮きます。
後で取り外せるようにしたかったのですが、分厚い両面フォームだと後が大変です。
悩んだあげく、小さく切った両面フォームを所々につけて対応しました。
二度とはがれなくてよければ両面フォームべたづけで大丈夫です。
なお、クリア表面の仕上げもかなり荒いものでした。
そのため、コンパウンドで磨き直したほどです。
さらには、ウッドパネルに、オーバーヘッドコンソールに留めるためのつめが付いていたのですが、つめの上にクリア塗料がたれてきててつめが所定の場所に入りません(--;
ウッドパネルのほうまで割れないよう注意しながら削り対応しました。
残念ながらさすがイギリス品質・・・という感じでした。
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取り付け完了です。
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さて、アーデン製のグラスケースです。
届いたのはオートミール色で、うちのニンバスグレーには合いません。
それは分かって買ったのですが・・・
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そのままだとやはりこうなります。
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ということで、グラスケースをばらし組み直しました。
グラスケースの枠は接着剤で留められているだけなので、細いマイナスドライバなどでうまくこじると「パキッ」といって外れます。
ウッドの部分だけ元のニンバスグレーのケース枠に移植します。
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ということで完了しました。
しかし、このグラスケースのクリアも、乾燥時に波打っており、結局ペーパーとコンパウンドで磨き倒さなければならないはめに陥りました。
この写真はまだ磨く前ですので、若干映り込みにゆがみが見えると思います。
かなり豪華になり、気に入っています。