X308のシートが手に入ったので、シート座面もクッションごと交換しようと思いましたが、なんとクッションがX308の方が薄く、へたっていたため、革だけ入れ替える事にしました。
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まずはシートバックのバックカバーを外します。
その後、革を留めているクリップを外していきます。
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座面をクッションごと剥がします。
四角で囲んだところ、つまり四方がフレームに引っ掛けられているので、これを順次外していきます。
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シート一番前の引っかけ部分のアップ。
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このような感じで外していきます。
シートカバーが外れないようにこのような引っかけが付いているので、気をつけて外していきます。
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シートヒーターの配線を外します。
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一番の問題はシートポジションスイッチパックです。
これを外すのに非常に手間がいります。
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シートスイッチパックの逆側から手を突っ込んでシートスイッチの裏に手を伸ばし、爪を外します。
裏から見るとこのような感じ。
拡大写真です。
４カ所留まっていますが、まず上側の爪を外します。その後、浮いたスイッチパックの上側を下に倒すようにしながら引っ張ると外すことが出来ます。
かなりスペースが狭いので指が痛くなります・・
下の写真は表からの物ですが、そちらも確認すると分かりやすいです。
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シートポジションスイッチをはずしたところ。
コネクタを外します。
写真のように４カ所の爪で止まっています。
上２カ所は立て向きの爪、下２カ所は横向きの爪です。
コネクタを抜いたら、写真のビスをはずします。
さらに、革がホチキスで留まっているため、それを外してようやく革がすべて剥がれます。
この時点で座面全体を前に引っ張ると、座面を外す事が出来ます。
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周囲の革が剥がれたら、クッションと革をつなぎ止めている針金を一つずつ外していきます。
これが一番面倒な作業です。
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針金の引っかけ部分のアップ。
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革のパイピングの裏には、このようにご丁寧に先ほどのワイヤーに引っ掛けるための針金の輪っかがたくさんついています。
これを一つ一つ外していく訳です。
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革を剥がしたところ。
シートヒーターをはがします。
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新旧シート比較（左が新、右が旧）。
今までのシートはテカって革がバリバリになってしまっています。クッションを入れ替えてもなお革が硬いために座り心地は最悪でした。
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クッションとシートカバーを入れ替えて終了です。
ただし、実際にはX300と308のシート形状が若干異なっており、スムーズには行きませんでした。
X308のシートの方が若干前後方向に長いのです。
まさかそんなところまで変わっているとは思いませんでした。
すんなりとは行きませんでしたが、革がきれいになっただけでなく、柔らかくなり、座り心地は良くなったので満足です。