オイルパンドレンホール補修(2011.11)
前回のオイル交換の際、オイルドレンプラグを外してみると、なんとオイルパン側のねじ山がボロボロになってしまっているのを発見しました。
どうするか悩んだ挙げ句、リコイルキットでねじ山を再生してみる事にしました。
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今回使ったリコイルキット。
これ、M20x 2.5 というサイズの特殊さのため、まともに買うと12000円くらいします。
とんでもなく高価だったので、海外のオークションを物色してみると、新古品が3000円程度で買えました。
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ドレンプラグを外してオイルを抜いたところ。
少し写真では分かりにくいですが、ねじ山が所々欠けています。
それだけならばまだいいのですが、ねじ山がパンから取れてしまっていて、まるでばねが入っていたかのようにぽろぽろ取れてしまっているのです。
オイルを抜いた時に一緒に出て来たねじ山の破片。
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ドレン穴から中に布を突っ込んでおきます。
これが削りカスの侵入を防ぎます。
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ドリルで穴を少し広げます。
その後、ねじ山を切っていきます。
場所が狭くドリルを使うのが難しかったため、写真のように砥石で少しずつ削りました。
これが後々響いてきます・・
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ねじ山を切っていきます。
切り粉が出るのですが、先に突っ込んだ布が、これのオイルパンに入り込むのを防いでくれます。
ねじ山を切った後。
ここで、布を引っ張り出し、上から先に抜いた使用済みオイルを流して、切り粉を洗い流します。
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これからリコイルをねじ込んでいきます。
今回購入したリコイルは長さが長かったので、グラインダーで削り落としました。
写真の通り4山ほど切り落としました。
セットして・・
先に切ったねじ山にねじ込んでいきます。
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リコイルを挿入したところ。
奥に見えるピンを折って取ります。
ペンチで何度も奥ー手前と折り曲げ、金属疲労を利用して折ります。
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結局、最初に穴を削ったところから、ねじ山を切るところまでで穴を斜めにしてしまい、このリコイルも斜めに挿入してしまったため、きちんとボルトが閉まり切らずにオイルが漏れるようになってしまいました・・・
従って、オイルパン側を図のように斜めに削りました(灰色部分はドレンプラグワッシャー)。
時間の都合で完全に削り切れなかったので、分厚い紙のガスケットを挟んで漏れ止めにしています。次回オイル交換時にはもう少しなんとかしたいところです。