O2センサー交換(2010.2)
最近燃費が悪かったので、O2センサーを交換してみることにしました。
換えたばかりなのでまだ効果のほどは分かりません。また分かり次第アップしたいと思います。
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O2センサーの配置を模式的に絵に書いてみました。
右上の黒い四角はコネクタ、左下に書いたのがマフラーに刺さっているセンサーです。
灰色の3箇所はそれぞれブラケットです。これが外すのに往生します。
特に上の2つ。ボルトで留まっているのですが、非常に狭くてアクセスが困難です。
下の一つはトルクスねじで止まっており、これは外すのは割と簡単ですが・・・
ということで、私は赤いところで配線を切り、下から引っこ抜くと言う作戦を取ることにしました。新しいO2センサーは元のブラケットの外側からタイラップなどで留め、固定することにしました。
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コネクタです。
バルクヘッド(フロントガラスの下、カムカバーのすぐ後ろ)にあります。
これの固定方法も、分かりにくいので模式図を用いて説明しておきます。
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黒い部分はブラケット、灰色がO2センサーのコネクタです。
左の図は横から見た図になります。
右に描いた黒いものは、ブラケットを正面から見た図です。
コネクタはブラケットに爪で引っかかっていますので、小さい赤矢印の方向に爪を持ち上げて解除しつつ、コネクタ全体を下(大きな赤矢印の方向)に押して外します。
従って、かぎづめ状のツールが必要です。
よく内装外しのセットにはいっていたり、コネクタの金属端子を外すためのツールにあるようなタイプのものが良いと思います。
左右どちらを交換したか分からなくなるといけないので、一つずつ作業します。
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外れたコネクタ。
親指で押さえているところを強く押し、爪の引っかかりを解除してコネクタを引き抜きます。
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O2センサーはエンジンルームのエキマニ側からこのように見ることが出来ます。
2個付いています。
この写真では、奥のO2センサーはすでに外してありますので、よく見えますが、実際には排気管に隠れてもっと見えにくい場所にあります。
手前の方が外すのは簡単そうですが、実は奥の方が簡単です。
奥の方は、ジャッキアップして下にもぐればすぐにアクセスできます。
手前の方は、この今見ている位置からアクセスする意外方法はありません。
従ってフレアレンチなどでは狭過ぎて回せないのです。
試しにと下から見てみると・・・
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やはり工具は入りません。
ということで上からアクセスします。
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アストロに行って買ってきました。
ソケットレンチの先につけて使える優れものです。
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ここまでしないと回せません。
これで上からセンサーを回して外します。
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半回転ずつくらいしか回せないので、いちいち外しては付け外しては付けで非常に面倒でした。
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逆側はこのように下にもぐるとすぐにアクセスできる場所にあるので、17mmのスパナでふつうに回せます。割と簡単です。
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最初に説明したブラケットはこのような感じです。
奥側(左側)に固定ボルトがあるのがお分かりでしょうか。
写真で見るよりずっと狭く、ここを外すのは非常に大変ですので、今回は外さずにいきます。
2010/4/1 追記
ここはぱちっとはまっているだけのようです。
こじれば開けることができます。
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下が外れたら上のコネクタ部分の配線を思い切って切り、下(センサー側)から引き抜きます。
要は、11のブラケットを通すのにこのコネクタが邪魔なので取り去り、配線だけにしてするっと抜いてしまう訳です。
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新しいセンサーを付け終わったところ。
ブラケットに針金で固定しておきました。
配線が排気管に触ってダメにならないようにだけしておけば大丈夫です。
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新旧センサー比較。
14万キロ頑張ったセンサーは焦げて真っ黒でした。