ファンシュラウドフラップ修理
知人の車での作業模様です。
ファンシュラウド(電動ファンの周り)にゴムのフラップが付いていますが、これがX300でもX308でもよくちぎれます。
このゴムフラップは冷却風が逆流しないように付いているものです。これがなければ、走行時に風が流れているうちは良いのですが、停車時になると、エンジンルーム内の熱い空気が穴から逆流し、もう一度ファンに吸い込まれる事でエンジンルーム内の温度が上がってしまいます。
非常に重要なパーツなので、ちぎれたら補修する必要があります。
ちなみに、ファンとシュラウドはアッシー供給なので、単品でパーツは出ません。
セットで驚愕の8万円です。
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まず電動ファン/シュラウドを取り外します。
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取り外したファンアッシー。左上のフラップがちぎれ、大きな穴がそのままになっています。
アップ。
3カ所の穴にゴムの突起が刺さっているのですが、それがちぎれてフラップが取れてしまうという塩梅です。
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正常な方のフラップです。
このように、走行時には内側に風で持ち上げられ、たくさんの空気をエンジンルーム内に取り込んでいます。
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ニトリルゴムのシートを買って来て、同じような形状に切り抜きました。
天然ゴムでは熱にやられひび割れてくる可能性が高いので、ニトリルゴムが良いでしょう。
2-3mmのポンチで、ファンシュラウド側に合わせて3カ所穴を開けておきます。
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リベッターです。
リベットを使ってゴムを留めます。
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リベットをカシメているところ。
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リベットできました。
後はエンジンルームに戻して終了です。