オルタネーター交換(2010.12)



電圧計が常にふらふらするようになり、13Vを割り込むようになってきたので、最初はバッテリーを疑い
バッテリーを交換しました。
しかし、症状が良くならなかったので、オルタネーターを交換することにしました。

交換後は、エンジンをチューニングしたと感じるくらい調子が良くなりました。
それほど電気というのは大切なのですね。




オルタネーターはエンジンベイの左側、ウォーターポンプの下にあります。
XJRですと替えるのに相当骨が折れると思います。

もちろん、ここを触る前に必ずバッテリーのマイナス端子を外しておきます。






まず先に、オルタネーターをマウントしている下側のボルトを緩めておきます。
これは逆側にナットがあるので、両方にスパナをかけないと緩みません。


裏から見たところ。
先にコネクタを外してしまっていますが(矢印部分)、ともかく、丸で囲んだ部分が先ほどのボルトを留めているナットです。

緩めた後、ボルトは引き抜かずにそのままにしておきます。
後々の作業を考えてのことです。





次に、ベルトの張りを調整するアジャストボルトを外してベルトを外します。
赤いボルト2カ所を外すとアジャスタボルトが外れてオルタネーターがフリーになりますが、その前に少しベルトの張りを緩めておかないと、外すのが大変です。
ベルトの張りは、写真右上にあるナットを回すことで、黄色矢印の向きにオルタネーターの上部を動かして調整します。
Vベルト交換のページの写真も合わせてご覧下さい。






そこまで出来たら、裏の配線を外します。
まずは一番太い配線のコネクタから。


コネクタが外れた後に端子が見えています。
ここの中に白いプラスティックの部品が見えていますが、これ、本来はコネクタの方に付いていないといけない部品なのです。
劣化してプラがぼろぼろになり、元に戻せなくなってしまいました・・・
なくても大きな問題はないので、仕方なく捨てました・・・


次は右上のプラス配線。
カバーを外し・・・


ナットを外します。
下側のマイナス端子の方もナットを外します。


これで、下のボルトを引き抜いてオルタを外します。
が・・・マウント部分が引っかかってどうにもこうにも外れません。
力ずくで無理矢理グリグリ引っ張って、なんとか外すことが出来ました。






オルタを取り外した後。
マウント部を前後からボルトで締め上げる仕組みになっているので、マウント部が若干変形して外れにくくなっていたのでしょう。

やはり新しいのを取り付ける時も困り果てました。
結局マウント部とオルタの取り付け部を少しペーパーで削り、クリアランスを作ってやってはめ込みました。








新品(実際にはアメリカのDENSO自社によるリビルト品です)との比較。
まあもちろん大した違いはありません・・・^^;

これでもう10万マイルは大丈夫でしょう。




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