ヘッドライトスイッチ接点清掃(2010.12)



夜、ライトを付けた後、ライトスイッチを軽く触っただけでライトがぱっと消えることが出てきました。明らかに接点不良の症状です。
以前、友人のクルマで同じことが起きており、放っておくと走っているときの振動で消えるまでになるそうなので、早めに直しておくことにしました。






まずは運転席下のカバーを外します。
ビス4本外すだけです。






その後、メーター下スイッチパネル左側の裏にあるトルクスねじを緩め、裏のふたを外します。






ふたが外れたら、赤矢印のトルクスねじを外し、青で囲んだコネクタを抜き、基板を外しておきます。






そこまで出来たら、今度はスイッチ自体を外します。
ロータリースイッチのノブを外します。引っ張るだけで取れますので、思い切って引っ張ってください。





下についている六角ナットを外します。
周り留めワッシャーがあるのでなくさないよう気を付けてください。
これで、スイッチユニットが取り外せます。






取り外したスイッチユニット。
なんとこのしょぼいスイッチユニット、新品はン万円します・・・(汗)

接点を清掃するにはこれを分解しなくてはなりません。






このスイッチ、クリック感を出すためにバネが使われています。
そのため、普通に開けるとばねが飛んでいってどこかに行ってしまうこともあります。
写真のようにビニール袋の中でやってください。
爪が固く引っかかっているので、爪を折らないよう注意が必要です。







分解しました。
こちらはロータリースイッチ側ですが、これの中にばねが入っているので、バラさないようにそっと扱ってください。
念のためこれもビニールに入れておいた方が良いでしょう。

今回はこちらは関係ありません・・・


・・・が、バラすとどういう構造かご紹介します。
このようにばねとボールが入っています。ボールは写真には1個しか写っていませんが実際には2個あります。非常に小さく、一度カーペットの上などに落とすとなかなか見つかりません。気をつけてください。


写真のように、ここにばねとボールが入っており、これでロータリースイッチのクリック感を出しています。

これ、一度バラすともとに戻すのがものすごく大変なので注意してください。





用があるのはこちらです。
ここの接点をきれいに清掃します。

どうも接点保護用のグリースが逆に悪さをしていたようです・・・
ねちねちになって酷い状態でした。


あとは組み直して終了です。





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