ナビ取付け(2012.1)
ナビは、前回車両と同じくポータブルナビを選びました。
小さくても機能は充実しており、スペースのないジャガーには持ってこいです。
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完成画像からです。
今回は、シガーライター裏から電気を引き、配線を出来るだけ隠すことにしました。
従って、このメンテ記事もその配線のはわせ方がメインになっています。
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センターコンソールボックスのふたを開け、ふたのラッチがついている黒い樹脂部分の2つのねじを外すと、写真のようにウッドパネルを留めているねじが現れます。これを外します。
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次に、シガーライターとクルコンスイッチのパネルを外します。
爪で留まっているのですが、上手くやらないとかなりの確率で爪を折るか、ウッドパネルに傷を入れてしまいます。
先の薄い内装剥がしなどで上手く外して下さい。
外すと、ウッドパネルを留めているボルトにアクセスできます。
ボルト拡大図。両側を外します。
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ウッドパネルを少し浮かせ、パワーウインドウスイッチパネルを外します。
パワーウインドウスイッチのコネクタを抜いたら、ウッドパネルを浮かせながら車両後方側へ少しずつ引き抜くように外します。
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ウッドパネルが外れたら、今度は運転席下のロアカバーを外します。
写真中、発煙筒の上に見えるリベットを大きなマイナスドライバで90度ひねって外せば、後は下に引き下ろすだけで外せます。
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ロアカバーが外れたら、メータークラスタ左下のフォグスイッチパネルのねじを外し、配線の通り道を作っておきます。
ねじは3カ所あります。
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配線をはわせていきます。
センターコンソールの内側、エアコンダクトの横から外に配線を出します。
X300と違い隙間は多いので、手を突っ込めば簡単に出せます。
センターコンソール横から、ロアパネルの奥を通して上に持ってきます。
コードはセンターコンソールの横に押し込んで隠しています。
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今度は、フォグランプスイッチパネルの裏側を通します。
上に出したら、フォグランプスイッチパネルをねじで留め直します。
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後は、ナビの配置を決め、そこまでできるだけ目立たないように配線をはわせます。
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今回のナビにはVICSがついてるので、VICSの配線を助手席側にはわせていきます。
先ほどと同じく、やはりセンターコンソールの脇から配線を出します。
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助手席下のパネルはねじ3本で留まっているだけなので、それを外して、その中に配線をはわせていきます。
フューズボックスにかからないように注意します。
エアコンの温度センサーファン(銀色の丸い部品)の裏の方から、エアコン吹き出し口の横に配線を出します。
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後はAピラー内装(リベットでハマっているだけ)を引きはがし、中に配線を伸ばしていきます。
中にVICSのアースを貼付けてあります(写真左側の銀色テープ部分)。
後は窓にVICSのフィルムアンテナを貼付けて終了です。
全く目立たないように配線を隠すことが出来ました。
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ちなみに、ナビ取付け台座には、前にX300のシート張り替えの時に取っておいたレザーを貼り、ドスキンのスカッフマスターを塗ってダッシュと同じ色にしておきました。
つまりちゃんとコノリーレザー張りということです(笑)
ただ、ベースがグレーだとどうしても暗ーいベージュになってしまうのですよね。まあ無骨なナビ台座よりはずっと良いかなと思います。