社外オーディオ取付(2012.6)
ある日、突然CDチェンジャーを読み込まなくなってしまったので、CDチェンジャーを交換したのですが、状況変わらず。
チェンジャーを別のクルマにつないでみるとチェンジャーは正常でした。
どうも本体がおかしくなっているようだと言う事で、オーディオ自体を交換する事にしました。
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いくつかの工程は他のページでも書いてますが、ここでは一から書いておきます。
まずオーディオ回りのエアコンコントロールパネルを外します。
ノブは引っ張れば取れます。
ノブを引き抜いた所。
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次に、ノブの中にある丸い特殊なナット(写真中央、銀色の溝の入った部分)を回して外します。
溝にきちんとはまるプライヤを使って回すか、ラジペンでしっかりつかんで回すかのいずれかです。
外した所。
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これでパネルが外れます。
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オーディオを留めている4カ所のねじを外し・・・
オーディオを引き抜きます。
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引っ張り出すと配線が出てきます。
・アース
・CDチェンジャーコントロール
・配線コネクタ
・ラジオアンテナコード
これらを全て外します。
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取り外したコネクタ。
この部分を室内に持ち込んで、社外オーディオの配線とつなぐ事にしました。
左の、白い純正オーディオ用コネクタを切り飛ばし、社外オーディオの配線とつなぎます。
配線の説明です。
上から見た所。それぞれ色を合わせたので分かりやすいかと思います。
併せて下のコネクタ図もご覧下さい。
コネクタ図は、上の図で言うと青矢印の方向から見た図になっています。
車両側から見た(つまりオーディオのお尻側から見た)コネクタ図です。
配線の色はもしかしたら年式によって変わっているかもしれないので、参考程度に考えて下さい。
1:黒 リア右スピーカー ー
2:黒 フロント右スピーカー ー
3:紫 バックアップ電源(常時12V)
4:白/青 アクセサリ電源(イグニションonで通電)
5:黒 フロント左スピーカー ー
6:黒 リア左スピーカー ー
7:黒/赤 リア右スピーカー +
8:黒/白 フロント右スピーカー +
9:白/赤 イルミネーション
10:黄/緑 パワーアンテナ
11:黒/白 フロント左スピーカー +
12:黒/赤 リア左スピーカー +
アルパインのページの情報では左右も逆、常時電源とアクセサリ電源も逆になっていましたが、少なくとも後期では、実際には上記の組み合わせが正しいようです。
オーディオ側の配線とつないだ所。
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さて、オーディオの取付ですが、純正には先の写真でお分かりのようにブラケットが付いており、これをねじ止めしますが、このブラケットが溶接されていて取外し出来ません。
そこで、アルミ板を切り、ブラケットを作成しました。
写真は第1号ですが、その後、結局位置をぴったり決めるのにもう2組作る羽目になりました。
使ったアルミ板の厚みは1mm。それ以下ではぺらぺらで固定出来ないし、それ以上だと加工が面倒です。金ばさみとカッターナイフで加工出来る厚みの限界が1mmでした。穴開けは5mmのドリルで行いました。
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それをこのようにねじ止めします。
横の隙間は割と余裕があるので、写真のように厚みのあるねじの頭でも大丈夫です。
実際には、ブラケットの折り曲げ部分がこれよりも12mm写真右側に行くように、ブラケットを作り直しました。
前から見るとこのような感じです。
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後は組み付ければ良いのですが、そのまま組むと、写真のように周りに大きな隙間が空いてしまいます。
そこで、普通は市販のフェイスパネルキットを使うのですが、サイズが分からない上、最近ではキットも殆ど売っていない。
しかたないので、MDFボードを切って、つや消しの黒で塗装し、自分でフェイシアパネルを作りました。
裏には屋内用の隙間塞ぎスポンジテープを細く切り、2段に貼付けてあります。
こんな感じです。
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ひとまずオーディオの前面パネルを外し
フェイシアパネルをはめ込みます。
上の写真で見えるオーディオ周りの隙間に、スポンジテープをマイナスドライバなどで押し込んで固定しています。
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と言う事で完成です。
こちらは昼間の写真。
予想以上に違和感なく収まりました。大変満足しています。
夜の写真。
この通りイルミネーションの緑色具合も良くマッチしています。
これが一番気に入っている所ですw