メインファン電動化2(2014.4)
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エンジンルームから室内へワイヤーハーネスを引き込むルートです。
<1>
エンジンルームから室内へのハーネス引き込み
(1)
最初に、助手席のアンダーパネルを外しておきます。
その後、トレッドプレートを外します。
クリップで留まっているだけなので、思い切り引っ張り上げれば簡単に外れます。
(2)
次に、キックプレートを留めているねじ2本を外し、ベロアのドアモールを剥がして、キックプレートを外します。
(3)
外したら、さらに内側の内装パネル(ECUのカバーになっています)を外します。
写真赤矢印の所にボルト2本があります(写真ではもう取り外しています)
青矢印の所はナット留めです。
カバーを外した所。
(4)
奥に見えている、配線が出て来ているゴムのシールが、外と中をつなぐシールです。
車両奥側のシールの方が配線が少ないので、新たな配線を通しやすいです。
タイラップで締めて水が入ってこないようにしてあるので、タイラップを切ります。
配線をそこに突っ込みます。
(5)
これは、助手席側フロントタイヤハウス内のインナーパネルを外した所。
車両後側にパネルがあり、写真の用にクーラントのアトモスフェリックボトル(いわゆるリザーブタンク)が入っています。
配線はこちらを経由してエンジンルーム内に行っています。
アップ。
下から配線が出て来て・・・
上に繋がり、エンジンルーム内のブレーキサーボの横に出て行きます。
エンジンルームから来た配線はここから引き入れ・・・
上記ルートで室内に引き入れていきます。
<2>
グローブボックス内へのコントロールユニットの設置
(1)
まず、グローブボックスを開けて、グローブボックスのキャッチを外します。
ねじ2個で留まっています。
(2)
その次にグローブボックスのキャッチプレートを外します。
(3)
外した所。
(4)
グローブボックスのトレーを外します。
トレーは6つのポジドライブ(プラスねじ)で留まっていますので、これを外してトレーを取ります。
(5)
するとグローブボックスの蓋を支えているアームを留めているナット/ねじがありますので、これを外し、アームを外します。
(5)
グローブボックスを引っ張り出します。
(6)
出せたら、横に7-8mmの穴を空けます。
(7)
コードを引っ張り込み・・・
(8)
センサーとワイヤーをコントローラーにつなぎ、
(9)
ブラケットとタッピングビスで固定します。
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