ATオイルストレーナーおよびオイルパンガスケット交換(2011.4)
ATのオイルパンからオイル漏れし始めたので、ガスケット交換およびストレーナー(フィルター)の交換をしました。
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車体中央よりから見たミッションおよびエンジン。
これがATのオイルパンです。
96年初期のモデルまではオイルパンにドレンプラグが付いています。
六角レンチで緩めてオイルを抜きます。
ドレンプラグにはアルミワッシャーが付いているため、再利用する場合は、オイルと一緒に流されてなくさないように注意してください。
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オイルを抜いているところ。
ドレンプラグがないクルマの場合は、四角で囲んだATレベルゲージのナットを外してオイルを抜きます。
ここはいずれにせよオイルパンをはぐるときに外さなくてはならないので、オイルを抜き終わったら外しておきます。
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オイルを抜き終わったら、オイルパンの6カ所のボルトを外してオイルパンを下ろします。
傾けると残ったオイルがたくさん流れ出てくるので、下ろす前にドレンボルトを軽く締めておくと良いかもしれません。
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外したオイルパン。
周りにゴムのガスケットが付いています。
赤で囲んだのが鉄粉吸着用の磁石です。
この通りドロドロでした・・
オイルパンはブレーキクリーナーなどで徹底的に洗浄します。
鉄粉などが取り切れない場合は、洗剤と水できれいに洗い、よく乾燥させてから取り付けます。
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オイルパンを外したところ。
これがオイルストレーナーです。
矢印の3カ所のトルクスねじを外してストレーナーを外します。
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ストレーナーを外したところ。
新品との比較。
酷い汚れ様でした・・・。やはりもっと頻繁に換えないとダメですね。
元に組み上げる時は、埃などが入らないようにきれいな手で行ってください。
ATは複雑な機構で、少しのゴミでも嫌います。
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オイルパンを留めるボルトの締め付けトルクは8Nmです。
勘違いして15Nmで締めていたところ(締め付けトルク一覧表を見たが一段間違えていた)、以前の修理で誰かが強く締め付けた事があるらしく、なんとボルトが1本破断してしまいました。
新品を取り寄せてみてみましたが本来はそんな力で破断するようなボルトではありません。しかし念のためあまり強い力で締め付けないように注意しましょう。
トルクレンチがない場合、通常のレンチではなくボックスドライバーで締めれば強すぎる事はなくなると思います。
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組み上げたらオイルをオイルゲージから注ぎ入れます。
2.7L程度(3Lに見たない程度)が抜けているので、まずは2.5Lほど入れて、エンジンをかけ、オイルを回してから、足りなければ継ぎ足してください。
オイルは全体で8L入っているので、少し足りないくらいなら問題ありませんが、入れすぎると故障の元になります。