フロントブレーキディスクローター交換(2011.8)
フロントブレーキのディスクローターの厚みが限界値に達していたので、交換する事にしました。
限界値からはしばらく余裕が見てあるとは思いますが、高速走行も多いので早めに換えておこうと思った次第です。
しかし、ディスクが結構高い。
かなり粘ってオークションを物色し、ほぼ新品(厚みが完全に新品の値と同じだった)のディスク前後4枚を1.2万で購入しました。
いざ交換となったのですが、完全に固着しており往生しました。
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まずホイールを外し、ブレーキキャリパーを外します。
外したらサブフレームかアームにくくりつけておくか、ウマなどに乗せておき、ブレーキホースに負担がかからないようにしておきます。
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ディスクは本来はまっているだけなので、すぐに外れるはずなのですが、しばらくホイールも外さず乗りっぱなしにしていると、ハブにディスクローターが固着してしまいます。
どうせ捨てるので、ものは試しに、と、大きいギアプーラーで引っ張ってみたところ、写真のようにものの見事に割れました。断面を見ると結構もろい鋳鉄である事が分かります。このようにディスクローターは結構割れやすいので、限界値を迎えたらきちんと交換する必要があります。
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そこで、ハンマーで裏から叩きましたが、手持ちの小さいものではらちがあかず、結局大きな1kgハンマーをホームセンターで買ってくる事にしました。
さすが破壊力抜群で、かなり手こずりはしましたが、なんとか外れてくれました。
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逆サイドの写真ですが、ローターを外した後のハブ。
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固着しないように、グリースをハブに塗ってから新しいローターを組みました。
ローターはキャリパーをつけるまでカタカタ外れそうになって面倒なので、キャリパーをつける間はホイールナットで軽く固定しておくと良いでしょう。