ブレーキパッド交換(フロント2010.6、リア2010.9)


ブレーキパッドの交換は至って簡単ですが、保安部品なので、念には念を重ね、細心の注意を払って作業して下さい。
前後とも行程は同じです。




タイヤを外します。






パッドを留めている針金(ばね)を外します。


こちらはリアの模様。
マイナスドライバーなどでこじれば外れます。





キャリパーを外します。
キャリパーは裏側に2本のボルトで留められているだけですので、これを緩めることで取り外しができます。
ただし、ローターが削れて、ローターの周囲に耳ができている場合は、外すのに難儀します。少しずつスライドさせるように外して下さい。



リアも同じです。
キャリパー裏のボルトを外します。



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キャリパーが外れたら、パッドを取り外します。はまっているだけなのですぐに取り外せます。



外した後、キャリパーのガイドを外すこともできます。写真のように、キャリパーの表側にあるガイドをスライドさせていくとすぽっと抜けます。





ディスクブレーキセパレーターという道具を使ってキャリパーのピストンを押し広げます。
写真のような道具です。


ピストンを押し広げているところ。




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新品のパッドです。
上がキャリパーピストンの穴にはめる方のパッド(そのためのピンが付いています)。
下は表側に来るパッドです。


こちらはリアパッドの新旧比較。
かなり減っていました。






パッドをキャリパーにセットし、組み直します。
写真では写っていませんが、針金(ばね)も忘れずつけて下さい。




最後に、ブレーキを数回(10回以上のことも)踏んで、なじませたら終了です。
ディスクブレーキセパレーターで無理矢理広げているので、最初は圧が出ずスカスカになっています。
必ず走らせる前になじむまで何度もペダルを踏み、違和感のない状態にしてから走って下さい。


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