ACコンデンサブッシュ交換(2010.2)




ACコンデンサブッシュも劣化してぼろぼろになりやすいところの一つです。
劣化したまま放っておくと、ACのホースやパイプがコンデンサと干渉してガス漏れを誘発することがありますので、早めの処置が大切です。






コンデンサは図1のパーツです。
高圧高温の液体となった代替フロンガスを冷やす働きをしています。
ラジエーターの前に設置されています。2、3はそれぞれアッパー/ロアブッシュです。









ここも、ラジエーターブッシュ交換と同じくラジエーターマウントパネルを外す必要があります。






パネルの裏側を見ると、ラジエーターブッシュとともに、写真のようなゴムの部品(画像中央)が見えます。
これがコンデンサのアッパーブッシュです。






左のようにつながっているのが正しいのですが、劣化するとたいてい右のように上下2つに割れてしまいます。







新品のブッシュ。
左がロアブッシュ、右がアッパーブッシュです。






ロアブッシュを交換するにはバンパーのアンダーカバーを外さなくてはいけません。
アンダーカバーを外すと、フロント側から容易に確認できます。



別角度から。


コンデンサを持ち上げ、足をブッシュからなんとか引き抜いたら、車両フロント側にずらしスペースを作ります。
ブッシュは逆に車両後方に向かって押し出すようにスライドさせてやると外せます。少しこじる必要があるでしょう。






アッパーブッシュは、ラジエーターマウントパネルの小さな穴に、ラジオペンチ等の先の丸い物を使って痛めないようにこじ入れます。




アッパーブッシュがパネルに入ったら、ACコンデンサのマウントに差し込みつつ、パネルを元に戻してねじ留めし終了です。





inserted by FC2 system