フロントサブフレーム リア側Vマウント交換(2013.6)




サブフレームの前側ブッシュを交換し、そのステアリングフィールへの影響の大きさに感動し、リアも交換する事に決めました。亀裂こそ入っていないものの痛んでいたのは間違いないようです。

この作業は小川さんのホームページにも詳しい解説と写真がありますので、合わせてご覧下さい。




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まずジャッキアップし、ウマを噛ませます。
サブフレーム下側はジャッキで支えたままにしておきます。

フロントのアンダーカバーを外し、フロントサブフレームブッシュのナットを緩めておきます(外す必要は無し)。
詳しい写真は
フロントサブフレーム前側ブッシュ交換のページもご覧下さい。







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フロントタイヤを外します。
サブフレームマウントは丸で囲んだあたりにあります。

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アップ。







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サブフレームマウント下側のナットを外します。

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外したところ。
ごついワッシャーがあるので無くさないようによけておきます。

シャシーブラックを吹いてあるクルマではワッシャーが最初くっついていて、気付かない間にスプリングパンなどに落ちて分からなくなる事もあるので要注意です。






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エアクリボックスを外し、ショックの上部を留めているナットを外します。






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ここで、ジャッキを少し下ろし、サブフレームを下ろしてやります。
すると、緑の矢印で示したように、隙間が出来ます。
この状態になったら、ボディ側とマウントを留めている、赤で示した部分のボルトを外します。
ボルトは、こちら側からは見えない奥にももう1本あります。
これを外すのが骨です。

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サブフレームを下ろす事で出来た前側の隙間からロングスパナを突っ込んだり・・・

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エアクリボックスを外したエンジンルーム内から、エキマニ横に向かって手を突っ込んだり・・・

と、いろいろな方向から少しずつボルトを回してやります。
左側はパワステのオイルクーラーやエンジンマウント、右側はATオイルクーラーホースが邪魔です。
右はまだしも左は本当にスペースが無いので、面倒な事この上ありません。






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ボルトが外せたら、マウントを写真のように引っ張り出す事が出来ます。

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マウントには、エキマニの熱よけのためにヒートシールドが付いています。

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ヒートシールドは再利用するのでよけておきます。





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新旧マウント。
新しいマウント(左)には、前側のブッシュと同じく隙間にウレタンを充填し、動きを抑制するようにしてあります。

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後は逆順を辿ってマウントを取り付ければOKです。
マウント下側のナットを取り付ける際に、サブフレームをジャッキアップしてねじをサブフレームの穴に通しますが、注意しないとサブフレームにねじ部分が引っかかって歪む事があります。




交換して乗った感想ですが、やはりハンドリングも乗り心地も変わりました。
駐車場入り口の大きな段差に入るとき、バキという異音がしていたのがなくなりました。
コーナリング時の挙動も非常に安定するようになりました。もちろん体感上の剛性感もアップしています。

Sr-3系のシャシーは弄れば結果がはっきりと感じられるのでやりがいがあります。



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