リアクオーターケーシングウッドパネルレストア(2012.9)
ドアのウッドパネルのクリアが飛んで木の地肌が出ていたため、クリアを剥がし塗り直しましたが、後ろのクオーターケーシングウッドと色の違いが出たため、同じくやり直しました。
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まずリアクオーターケーシングのウッドパネルを外すまでの手順はこちら。
上は外したウッドの写真です。
痛みはありませんが、色あせは若干あります。
粗を探せば、製造時に出来たとおぼしき白い汚れが付いています。
これはクリアの下側に付いています。どうも接着剤っぽいです。
端の方はクリアが綺麗に乗っていないところもあります。
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とりあえず、作業に邪魔なので、ブラケット類を外します。
+ねじで留まっているだけなので、簡単に外せます。
外したところ。
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やすりを使い、クリアを剥がします。
水で濡らしながら削ると、このとおりクリアが取れたところがすぐに分かります(写真中央)。
クリアを削っているうちはこのように白い削りカスが出ますが・・・
ウッドの地まで達すると削りカスが茶色くなるのでここで一度拭き取って様子を見ます。
削っている途中。
右の方は削り終わって乾いています。
真ん中〜左側のクリアが取れたところは濡れて黒くなっています。
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全部削れました。
削っていない方(下側の色の濃い方)との色の違いを見て下さい。
濡らすとここまではっきり色が変わります。
両方出来ました。
地肌が出ると、道管/師管のあとの穴がぽつぽつ見えるようになります。
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クリアレジンを計量して正確に主剤:硬化剤=2:1の重量比で混ぜます。
何を使うにせよ、説明書をよく読み、重量比なのか体積比なのか留意して混ぜて下さい。
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半分だけ塗ってみました。
見事な色の違いです。
片方だけ塗り終えたところ。
クリアを塗るだけで深い色味が出せました。
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最初はウッドの中にある空気が出てきて、どうしても気泡が出来るため、強制乾燥ブースに入れ、高温にすることで粘度を一瞬さらさらにしてしみ込ませ、空気を追い出します。
表面をよく切れるカッターでざーっと削り、気泡を取ります。
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3-4回塗り重ね、最後研磨して仕上げたのがこれです。
すっかり色が変わりました。
ツヤも申し分無く出ています。
このウッドが一番面積少なく楽ですが、それでもかなり面倒です。
ダッシュボードのパネル類は面積が広いので非常に大変です。