フューエルレールホース交換(2013.4)




ジャガーのV12エンジンは(大排気量車ではジャガーに限ったことではありませんが)、熱害のため燃料ホースが硬化してひび割れ、火災の原因になることがよくあります。

後期のフューエルレールは改良されており、ホースは2本しかありません。
しかし、すぐそばにデスビがあるので、漏れたら大事です(スパークにガソリン=大火事・・・)

ホースも硬化していたので交換しました。




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フューエルレールホースは、フューエルレールの間をつなぐ形で2本あります。

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アップ。






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作業前に、燃圧を逃しておきます(写真は燃料ポンプのコネクタを外したところ)。
その模様は
こちら

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DVC00534
後は、フィード、リターン、どちらでも良いので、ホースを縁切りし、レール内のガソリンを先に出しておきます。
そうでないと、ホースを引き抜く際、ガソリンが飛び散って危険です。





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よく切れるカッターナイフ(刃は新品を使いましょう)で、ホースに切れ目を入れます。
フューエルレールのタケノコに傷を付けないよう丁寧に切り、ホースを引き抜きます。






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ホースを引き抜きました。
タケノコに傷が付いたらヤスリで軽く磨いて傷をならします。

簡単に書きましたが、このホースを外すのにまあ神経を使います。
非常に疲れる作業です。

ホースの端に付いている留め具はただ単にホースの断面を隠す程度の役割しかありません。
今回は取り去ってしまいます。






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交換しました。
ホースエンドのゴムキャップを落して紛失したので、後ろ側は後日交換予定です。




※ちなみにここのホースは既に純正品は出なくなっていますが、サイズの合うものを探してショップにアップすることにしました。
XJS 6.0、XJ81、X305、全て同じホースです。



※2013.12追記

ここのホースは、きちんと
フューエルレールを外して交換するのが正解だと思います。
ホースを無理矢理曲げて取り付けるため、ホースの端が傷んでガソリンが漏れやすくなります。
普通のゴムホースであればまだ良いのですが、ステンメッシュの場合ホースが固いので特に注意が必要です。


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新たに交換したフューエルレールホース。


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今回はホースフィニッシャーもアルミ製のものを奢りました。
かなり派手です^^;



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