マフラーカッター交換(2012.2)
昔から、TWRの4本出しに憧れていました。
前期XJR-S
後期XJR-S
この細い4本出しのデザインバランスは本当に素晴らしいです。
次にXJSを買ったら必ずこれをつけるのだと決意をしていました(笑)
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中古のTWRのマフラーカッターです。
もちろん、国内で探すのは無理なので、イギリスで解体車を扱っている所を探し、コンタクトして取り寄せました。
本当はサイレンサーごと購入しました。パーツナンバーがSPで始まるTWR仕様特有の番号を振られていたため、サイレンサーも効率の良いタイプなのかと思い買ってみたのです。
しかし、サイレンサーは、1つがマフラーハンガーの溶接が取れてハンガー無しの状態。
しかも、両方とも完全に入り口側が錆び付いてしまっており、業者もなんと車両側のパイプを焼き切って送って来ていたため、取り付けようもなくタダのゴミと化しました・・・
送料高かったのに・・・
ちなみに、XJR-Sのサイレンサーも、どう見ても普通のXJSのものと同じでした。
そこで、マフラーカッターだけ使うことにしたのですが、1本は取れたものの、片方の中が錆びて全くびくともしない。
もはやサイレンサーを使わない事は決定してるので、躊躇なくパイプをぶった切り、内側からたがねで残った切れ端をたたき出しました。
マフラーカッターも汚れまくりの錆びまくりだったので、ドリルに布のバフつけて青棒で磨き倒しました。
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X300/308のカッターと同じく、ねじで留めるタイプですが、今度はこれを留めるために溶接されているナットがダメになっている。
よく見ると割れてしまっているのです。
ナットの溶接がぱかっと取れた瞬間、カッターが落ちてしまうことになるので、オリジナルのマフラーについていたマフラーバンドで留める事にしました。
そのためにはナットが邪魔なので、これをグラインダーで削り落としました。
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純正のマフラーカッターを横から見た所です。
このようにマフラーバンドで留められています。
六角レンチで穴の部分にあるねじを回して外します。
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マフラーカッターを取り外した所。
これについていたバンドを利用してTWRのカッターを取り付けました。
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ということで4本出しに出来ました。
オリジナル。
どうでしょう?
この太さが良いんですね。大満足です。しかもTWR純正ってところがポイント高しです。
ちなみに、マフラーカッターを換えただけで排気音が荒々しくなりました。
おそらく排気効率も変わっている事でしょう。
シュコーと言うような独特の排気音がかなりお気に入りです。もう少し音が大きくても良いかなと思いますが、これは今後のお楽しみですね。
Sr-3のOGAWAさんも書いていらっしゃいましたが、あの純正カッターの曲がりは、どうも消音に一役買っているようです。
マフラーカッターひとつ取っても奥が深いですね。