フロントドアウィンドウ位置調整(2012.1)
XJSのフロントドアは、サッシュレスドアになっているため、ゴムシールとフロントウィンドウの密着性が悪くなってくると、風切り音が発生するようになってしまいます。
そのため、ドアウィンドウの位置を細かく調整できるような仕組みになっています。
私の車の運転席側ウィンドウも、高速走行時ボーボー音がしていたので、調整する事にしました。
ただし、中で作業する人間、外から窓の位置決めをする人間、ということで、作業には2人必要です。
なお、作業前には窓を全部上まで閉めておきます。
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ドアの内張り外し方を参考に、ドアの内張りを外します。
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シートポジションスイッチ/ドアオープナーレバーの回りを覆っているカバーを外し、留めているボルトを外します。
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ドアオープナーレバーを外してカバーをめくると、前側のレギュレーター調整ねじが見えます。
アップ。
赤矢印が車両前後方向、青矢印が車両左右方向(車に対して押し付けたり緩めたりする方)の調整ねじになります。
今回はドアのシール性を高めたいので青色の方を緩めます。
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こちらは車両後ろ側のサービスホール。
同じく調整ねじです。
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それぞれのねじを緩めたら、外にいる人間に窓の位置を調整して保持してもらいます。
今回のパターンですと、適度な力でゴムシールに窓を押し付けてもらうという事です。
その状態で、中からナットを締めます。
ナットを回すスペースが非常に狭いので、ラチェットレンチがあると大変便利です。10mmの物が必要ですので、用意しておきましょう。
ちなみに、首振りのラチェットだと付け根が太くて回せませんでした。普通ので十分です。
今回、最初は窓をゴムに押し付けた状態で調整しました。
しかし、ゴムの反発力が強くうまく行かなかったので、ドアを開けた状態で調整したら、ものの見事に角度をつけすぎて今度はドアの下の方から空気が漏れるようになっていました。
そのため再度調整予定です。
ドアの内張りを外すのが面倒な他は作業としては簡単です。