リアサイレンサー交換(2012.10)
ある日、リアからカンカン音がするようになったので、見てみると、リアサイレンサーのハンガー部分が腐食して落ち、ぶら下がった状態になっていました。
そこで、応急処置を施し、後に交換しました。
その模様です。
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下から覗いてみると・・・
マフラーステーが錆びて割れている--;
北海道に長らくいた車なので、まあ雪国から来たクルマの性です・・・
イギリスみたいに車体が腐ってないだけマシと思わないといけません。
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溶接出来れば話は早いのですが、リアサイレンサーが固着して全然取れないのと、そもそも溶接なんてできないので、2mm厚のアルミを切ってステーを作ることにしました。
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このようにアルミ板2カ所に穴をあけ・・・
ハンガーとマフラー出口両方を穴に差し込み、ねじとマフラーパテで固定。
このような状態にしていました。
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もちろん、上記の処置は応急手当でした。
イギリスから社外品のサイレンサーを入れて交換します。
社外品故、ステーの形状が違います。サイレンサーに直に溶接してあります。
しかも、各部の溶接が荒いです;;
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今まで取り付けてあったサイレンサーを外します。
まずはジャッキアップします。
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クランプを緩めます。
もちろん、スライドジョイントが錆び付いているので、クランプを緩めたところでびくともしません。
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トランクをあけ、中のカーペットをめくると、マフラーマウントを留めている2つのナットがあるので、これを外します。
取り外したマウント。
この穴に、先にステーが刺さって、サイレンサーをつり下げている次第です。
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ジョイント部分はどうにも歯が立たないので、グラインダーで削って、貫通ドライバーを叩き込んでようやく外れました。
外れたマフラー。
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さすが社外品、差し込み部分が長過ぎる上、切り込みは短すぎる。
グラインダーで切り込みを深くしました。
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さらに、ステーの角度が全然違うので、叩いて起こし、調整。
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あとは逆順で取り付けて終了です。
溶接の雑さが悪いのか、鉄板の厚みの関係か、純正だと「シュバッ!」ときれいに抜ける音がしていたのが、「ブロロロロ」と音質悪化しました・・・が好みの問題で、その方が好きという人もいるでしょう。
中のカーボンの溜まり具合などで差が出ている可能性もありますが。