クルーズコントロールリンケージブッシュ交換(2014.4)




前年の12月、ミーティングに行った際に突如クルコンが死にました。
又コンピュータが死んだかと思い、スペアに換えてみるも、一瞬onになったかと思ったらまた死亡。
どうも症状が変なので、色々調べてみると、スロットルを引っ張るリンケージをつなげているブッシュが劣化で割れており、リンケージが外れるようになっていたのでした。

熱のこもる場所なので、このブッシュがダメになっているクルマは多いのではないでしょうか?
後期XJS以降のV12(XJ81、X305)には全てこのブッシュが使われているので、もしクルコンが効かなくなっている場合は疑ってみるのも良いと思います。




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スロットルと、クルコンのベローズをつないでいるリンケージが青の矢印で示した部分です。
スイッチオンになると、ベローズ内の空気がポンプで吸い出され、スロットルを引っ張ることで速度を維持します。





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リンケージブッシュ。
これが割れて、ここのつなぎが直ぐに外れてしまっていたようです。




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リンケージの真ん中を一度外さないとブッシュの交換は出来ません。

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スロットルの根元の接続部はクリップで留まっているだけなので、ここを外してリンケージを外した方が作業は楽です。






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外して2分割したリンク。







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ブッシュはこの通り終了してます。






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ナットを外し、ブッシュを交換したら、元に戻して終了です。










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