ブレーキサーボモーター交換(2014.3)
サーボモーターは単品では出ず、センサー等とのアッセンブリ供給で凄まじい値段なのですが、偶然オーストラリアの方でオーバーホール品を購入出来たので、交換することにしました。
この作業の前には、ブレーキの圧を抜いておく必要があります。
ブレーキペダルを最低20回以上踏んで圧を抜きます(私はいつも50回以上やります)
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まずコネクタから外します。
青い方はプレッシャーセンサーのコネクタ、黒いのがモーターのコネクタです。
樹脂の劣化で割れることがあるので注意して外します。
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次にホース/パイプを外します。
まずはホースです。(緑矢印で示したホース)
このホース、写真に写っているピンでプラスチック製のコネクタが抜け止めされているだけ
で、あとはOリングで固定されているだけなのです。
従って、引っ張れば抜けるはず、なのですが、Oリングは硬化しているわ、コネクタの樹脂
は劣化しているわで・・・
無理するとこうなります;;
見事に折れてしまいました。
このコネクタが部品として用意されていない場合は、写真上のホースクランプを緩め、上
側を外しましょう。
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後は高圧側のパイプを外します。
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あとは固定してあるボルトを外すだけです。
ロクタイトが塗ってあるので非常に固いですが、ゆっくり回して行きます。
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取り外したサーボモーターユニット。
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先ほど紹介した、折れたコネクタをラジペンで引っこ抜きます。
取れたコネクタ。
あと、モーターを止めているボルトを6角レンチで2本外します。
モーターとコネクタを外した所。
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中にはフィルターが入っているので、これを忘れずに取り付けます。
新しいモーターにフィルターを組み付け、ユニットに組み込みます。
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組み付け終わりました。
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ホースとコネクタ、ピンのキット。
純正でまだ部品が出ます。
これが折れたコネクタとOリング。
ホースとコネクタ、Oリングをパイプに組み付けます。
コネクタはモーターユニットに差し込み、ピンで固定します。
差し込む前にエア抜きをする必要があります。
ブレーキフルードがコネクタからあふれて来ている状態でユニットに差し込まなくては
なりません。フルードが十分回って来ていない場合は、ブレーキペダルを踏んでフルード
を送り込んでやります。
ピンはコネクタ近くの小さい穴に差し込みます。
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高圧パイプを接続します。
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あとはコネクタを接続し、固定ボルトを締めて終了です。