エキスパンションバルブ交換(2012.4)




エアコンホース総交換の際、一緒にエキパンバルブも換える事にしました。
XJS V12のエキパンバルブ交換はなかなかに面倒です。

※正しい発音はエクスパンジョンに近いですが、日本での通名エキスパンションを使用します。




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まずエンジンベイ左側のストラットバーを外します。

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上側は大きなプラスドライバーと9/16のレンチで外します。

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下は六角ボルトで留まっているのでこれを外します(サイズ失念、インチです)




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バランスパイプ(クロームメッキのパイプ)を外します。
写真では既に外しています。ゴムホースのバンドを緩めて引き抜くだけです。





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次にヒーターバルブを外して行きます。
まずは写真矢印で示したホースのバンドを緩め、引き抜きます。
水が若干漏れますが問題ありません。




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ヒーターバルブのブラケットは2本のボルトでバルクヘッドに取り付けられています。
ブラケットごと外し、ホースも外します。




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これでようやくエキパンバルブがすっきりと見えるようになりました。

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アップ。
緑色の液体はナットを緩めた事によるコンプレッサオイルの漏れです。

エキパンの四角い部分をモンキーで挟み込み、配管のナットを回します。
エキパンはしっかり固定して作業しないと、エバポに通じるパイプをゆがめると一大事です。
そこからエバポが割れることがあります。割れたら最後、ダッシュボード総ばらしの刑が待っています・・・





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上側をモンキーで挟んで固定し、エキパンのナットを緩めて行きます。
回すのは時計回り方向です。エバポ側の配管から見て緩める方、なので気をつけないといけません。

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ナットが完全に緩みました。






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取外し、感温部分を引き抜きます。
はまっているだけなので引っ張り出せばOKです。





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次に均圧管を外します。

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これもきちんとスパナ2本使いで外します。






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エキパンが外れた後。

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そしてようやく外れたエキパンバルブ。
新品との比較です。
新品は感温筒に繋がるキャピラリーチューブが長いです。




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新品を組み込みます。
逆順に、やはりスパナ2本使ってナットを締め込んで行きます。
締め過ぎに注意します。

一番大きなOリングはエバポ側配管に先にはめておいて、バルブをはめます。

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高圧のパイプとつないで完成です。



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