マイナーチェンジ
ここでは、公式発表されているものに加え、オーナーになって知った細かい変更なども書いておきます。変更された月/VINに関しては分かるものだけ書いてあります。
間違っているところや、ご存知の情報があれば是非ご教授ください。
1994年 <95MY>
・XJ40からX300系にビッグマイナーチェンジ(本国では9月/日本10月)。
コードネームはそれぞれ
6気筒 NA:X300
V12:X305
XJR:X306
1995年初期 <95.5MY>
・助手席にグローブボックスが付く(VIN739427以降)。
それに伴い、フロントシート座面前部に付いていたポケットが廃止される。
・フロントのロアアームブッシュが、XJ40と同じタイプの柔らかいもの(VIN722476までパーツナンバーCBC2291)から固いタイプ(MMD1361AA)に変更。
1995年中期〜後期 <95.5MY>
・日本仕様では、6気筒のエキマニカバーがメッキタイプからアルミの物へ変更される。
・油圧計/オイルプレッシャーセンダーが改良型に(VIN746612以降)。
油圧をリニアに伝えるタイプのものから、メーターの針が真ん中に固定のタイプになる。
・ドアトリムのアームレストの上面が革から合皮に変わる。
・ドアガラスの厚みが厚くなる(静粛性対策、VIN746814以降)。
・フロントシート形状の変更(VIN746814以降)
・6気筒NAモデルのカムシャフトプロファイル変更(アイドリング対策のため)。
3.2リッター
エンジン番号
114499まで 110度カム?
114500 ー 114740 114度カム?一時導入
114741 ー 115990 110度カム?
115991以降 114度カム?に恒久変更
4.0リッター
エンジン番号
129203まで 110度カム
129204 ー 130240 114度カム一時導入
130241 ー 133652 110度カム
133653以降 114度カムに恒久変更
1995年後期(10月)〜1996年 <96MY>
・ダイムラー100周年を記念した「ダイムラー・センティナリー」を発表。
このモデルで一足早くLWB(ロング・ホイール・ベース)モデルが導入される。
・ダイムラー・マジェスティック(LWB)限定販売。
・ノーマルのダブルシックスもLWBになる。
・ヒューズ/リレーの位置など電装系に若干の変更。
・革のグレードが若干下がる。
・ウッドがミラーマッチ仕上げ(付き板を真ん中からスライスし、木目が左右対称になる
ようにする仕上げ方)から普通のウッドになる。杢目のグレードも下がる。
※革とウッドは工場のストックの状態により順次変更。公式発表無し
・ソブリンおよびダブルシックス以外のモデルで、ウインドウスイッチのウッドパネル廃
止(96年5ー6月頃から)。
・XJ12がカタログ落ち(96MYより)。
・色々乗ったが、6気筒のエンジンの精度がここから落ち始めているような印象。
95MYと96MYでは明らかにレスポンス/パワー感に差がある。もちろん公式発表はな
し。あくまで個人的意見。
1996年後期(10月)ー1997年 <97MY>
・ソブリンがLWBとなる。
・リアシートのシートベルトがすべて3点式になり、シート形状もシートベルトのキャッ
チの関係で変更される(X308と同形状)。
・トランクフィニッシャーが樹脂製になる
・ジャガージャパン10周年記念モデルとして、以下のX300最終の限定モデルが販売され
る。
ソブリンリミテッド(トランクエンブレム/ホイールバッジが赤色)
XJR 4.0 スーパーチャージドアニバーサリー(50台特別限定モデル、95年5月)
3.2アニバーサリー(50台特別限定モデル、97年7月)